• Nobu Kurashige 蔵重 伸 

初めてのお花のレッスン

 先日zoomのレッスンを手伝ってくれた親戚の子が「お花、面白い!」と感じてくれたようで、習いに来ることになり、今日はその初めてのお稽古。お花は好きで自己流で活けてみることはあっても、それをどうしたらもっと素敵になるのか以前から知りたかったそうです。それを学ぶのが「いけばな」なのね!ということもこのたび初めて知ったそうです。今の若い人はご存じないのが普通かもしれませんね・・・。


 さて、まずは少しだけ座学です。池坊で学ぶ内容についてざっくりとお話します。入れ方の種類、生け花の歴史、命ある花を扱うということの心構えなど。花と花、花とほかの素材、組み合わせてハーモニーやリズムを生み出していきます。














 次に、花材を観察します。今日は点・面・線のレッスン。特徴をどんな風に活かしていくか、アイディアもお伝えします。


















 さあ、自分の感性を活かすところ。どのように生けたら花がお互いをいかしあい、全体の調和がとれるでしょうか。 花一輪、葉一枚で全体が変化することを感じていきます。





















 ほかの生徒さんのレッスンも並行しています。お互いの作品をみたり、異なる花材を学ぶことも大切なのでよい刺激になりますね。
















「これでいいかな?」と仕上がるところまでご本人の思いでいけてもらいます。途中で花材の扱いなどについてはアドバイスをしながら進めます。









そこから手直しをしていきます。ただ手を加えるだけでなく、これを足したらどのような効果がうまれるか、これを動かしたら印象がどう変化するか、といったこともお伝えしながらアレンジします。


今回は、既成概念をはずして花材を使うこと、色のポイントについてや、後ろにあるもの、正面から見えないものもそれぞれが役割をもって活かし合っていることなどを伝えました。










 満足そうな笑顔をみてください! 自分の力でいったんやりきったこと、そして的確なアドバイスを得てよりよい作品になったこと、新しいことに挑戦してみたこと。いろんな気持ちが表れていますね。



その後、お家でもいけてみたそうで写真を送ってくれました。場所も花器もお花の状態も違うのでまったく同じにはできません。「きっとすぐできる」と思っていたそうですが、ずいぶん時間がかかったとか。それもまた、大切な学びです。

もうすぐ海外にいってしまう彼女。それまでにできるだけ学んでもらいたいと思います。

Last Update: 2020/9/11